鳥海山北麓・鳥海国定公園内にある、知る人ぞ知る、秘境の湿原。
人里から離れた自然度の高い低層湿原には、オレンジや赤色の花を咲かせるレンゲツツジ、天然記念物の指定基準であるミズバショウ、ワタスゲ、サギスゲなどの植物が存在し、環境省のレッドデータリストに含まれる希少種も多く見られます。
1991年(平成3年)4月には、林野庁が植生や野鳥などの観察、森林の働きを学ぶのに適した環境であるとして、「湿原植生自然観察教育林(レクリエーションの森)」に指定。
毎年5月下旬から6月上旬に、湿原の入口までシャトルバスが運行されています。
【桑ノ木台湿原の軌跡】
- 1991年4月(平成3年)
林野庁が湿原植生自然観察教育林(レクリエーションの森)に指定 - 2008年7月(平成20年)
インターネット上で風景写真が広く紹介されたことで、訪問者が急増。
踏みつけ等からの湿原保護を目的に、「桑ノ木台湿原の保全と保護に関する検討委員会」を設置。 - 2010年4月〜2011年3月(平成22~23年)
桑ノ木台湿原木道等施設整備工事を実施 - 2011年11月(平成23年)
木道が完成 - 2012年11月(平成24年)
桑ノ木台湿原散策コース オープン
由利本荘市でシャトルバスの運行開始
住所 | 由利本荘市矢島町荒沢 |
アクセス | 【車の場合】 日本海東北自動車道・本荘ICから森の休憩所駐車場まで約90分 駐車場から林道(約3.3km)を歩いて、湿原入口まで 【シャトルバス利用の場合】 由利高原鉄道「矢島駅」から湿原入口まで70分 花立クリーンハイツから湿原入口まで40分 |
駐車場 | なし |
トレッキング適期 | 5月下旬〜10月中旬 |
備考 | ・例年5月下旬〜6月上旬の期間のみシャトルバス運行(完全予約制) ・森の休憩所駐車場〜湿原までの区間(約3.3km)は、一般車両の進入不可 ・湿原入口にトイレあり ・ペットの同伴禁止 |
お問い合わせ | 由利本荘市観光振興課 TEL:0184-24-6349 ※土日祝日を除く8:30〜17:00 |
関連サイト
桑ノ木台湿原特集|由利本荘市観光協会